にっぽん&アセアン
- 日経225:19,389.43 (+3.88%)
- TOPIX:1,459.49 (+4.30%)
- REIT指数:1,541.74 (-2.54%)
- 債券先物:152.34 (-0.27)
- 長期金利10y:0.005% (Unchanged)
- 上海総合:2,772.20 (+2.17%)
- ハンセン:23,484.28 (+0.56%)
- シンガポールST指数:2,528.76 (+1.66%)

日経平均は反発で週間上げ幅は2,836円と過去最大で週末気持ち良く終われたな!騰落率だと16.56%だケド、東証REIT指数はなんと32.01%の上昇やから、日銀の追加緩和の効果がジワジワ効いてるみたいやな。

うん、2013年4月からスタートした「異次元緩和」も8年目に突入する中、「ETFとREITの年間購入額を倍増」って事で、緩和相場が更に長期化するとの見方が投資家の背中を押してるんだろうね!
25日には前日比12%高となり、直近安値を付けた19日終値から3日間で43%上昇した。期末に向けた地方金融機関などの売りが一巡し、割安感に着目した海外投資家などの買いが入っている。
(引用:日本経済新聞ーREIT指数 3日で43%上昇 海外投資家、買い観測)

都内近郊は今週末「自粛要請」出てるのに相場は底堅いのね。長期金利も0%近辺まで落ち着いてきたから投資環境は改善してきてるのかな・・

REIT指数の底堅いって事は、足元で急速に進んだ「現金化」の動きが弱まりつつあって、債券やREITの様な利回り重視型の資産へ投資マネーが向かってるんやろうな。
長期金利が再び0%近辺に低下するに従って上昇基調をみせる東証REIT指数

まぁ、年金などの長期投資家が継続的に買えるほど、楽観的な相場環境じゃないケド、「個人投資家」が投資に積極的になってる事実は凄く喜ばしい事だね。
楽天証券は2月の開設数が10万を超え、国内の証券会社では最多となる月間開設数となった。
(引用:日本経済新聞ーネット証券、口座開設が急増 株価急落で初心者参入)

私みたいに年明けから「つみたてNISA」始めた人も多そう!日銀の緩和効果は「個人の投資マインド」にも効いてるみたいね。

確かに大手ネット証券の積立て額が急増してるみたいやな。SBIは年初からの3カ月で3割も増えたってさ!プロの長期投資家と違って個人は相場環境が悪くても淡々と積立てを継続できるのが最大の強みやな。

うん、昨年の「老後2,000万円問題」をきっかけに「ミレニアル世代」の長期投資による資産形成がもっと普及する事を願うよ。40万円と言わず、非課税枠を100万円くらいにして欲しいよな(笑)
世界の金利
- 米国10y:0.676% (-17.3bp)⇒長短金利差 (10y-2y)=45.8bp
- 米国2y:0.248% (-5.3bp)
- ドイツ10y:-0.473% (-11.4bp)
- 英国10y:0.353% (-3.4bp)
- フランス10y:-0.054% (-2.4bp)
- イタリア10y:1.357% (+14.5bp)
- スペイン10y:0.540% (-2.9bp)
世界の株式インデックス
- Dow30:21,636.78 (-4.06%)
- S&P500:2,541.47 (-3.37%)
- NASDAQ:7,502.38 (-3.79%)
- STOXX600:310.90 (-3.26%)
- 英FTSE:5,510.33 (-5.25%)
- 独DAX:9,632.52 (-3.68%)
- VIX:65.54 ↑

「米国の大型経済対策が成立」って好材料から一転、「コロナショック」が再び意識される相場展開で、欧米市場は失速って感じやな。

米国の新型コロナの感染者数が26日、これまで最多だった中国やイタリアを上回った。米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、米国での感染者数は27日は10万人に近づいた。
(引用:日本経済新聞ーNY円、続伸 1ドル=107円95銭~108円05銭、米景気懸念でドル売り)


せやな、特に原油や銅価格の底入れが非常に重要やな!金融緩和の効果は速いとしても経済対策が実需の回復に至るまで、ガマン、ガマン(笑)
安全資産とされる金とは対照的に反発の兆しが見えない銅価格と原油価格。(黄:銅、青:原油)

う~ん。年初来、銅は約3割、原油は約7割も下落してるもんね。高値から2割下落で「弱気相場」の株式市場に特効薬の「追加金融緩和」は好感されてるケド、民間や企業の経済活動がフル稼働するまではね・・・

「自粛要請」や「ロックダウン」が解除され次第って事ね。そういう意味で、「コロナ感染拡大ペース」が落ち着かないと、商品市況も改善しにくいわよね。
FRBの量的緩和や大型経済政策を好感し反発するNYダウ(青線)とは対照的に国際商品指数の「CRB指数」は出遅れ気味。

株価はよく「先行指標」とも言われるからな。実態経済が上向きになる前に投資家の期待感が相場を押し上げたのが今週前半で、「米国、コロナ感染者数最多」になった落胆して失速って事ですな。

これまで、「原油・金・銅価格」を中心に見てきたケド、商品市況全体を把握するのに「CRB指数」は便利だよね
一般に国際商品指数とは、世界各地で取引されている商品の総合的な値動きを示すもので、その中で「CRB指数」は、エネルギーや貴金属、農産物などのコモディティを幅広く網羅し、世界的な物価や景気の代表的な指標として使われています。
(引用:iFinanceートムソン・ロイター・コアコモディティーCRB指数)

そっか、株式や金利の上昇と比較すれば、相場環境をマクロに見ることができんるんやな!とすると、「CRB指数」が反発基調になれば、様子見してる長期投資マネーの相場押し上げ効果に期待できるな!

でも私たち個人投資家は傍観するだけじゃなくて、いつでも買い増しできるもんね!「つみたてNISA」の非課税枠、ホント増えないかな(笑)

うん、「リーマンショック」の時も「金上昇⇔金利上昇⇔株式⇔原油上昇」だったからね。今は見通し改善するまで、待ちながらも淡々と「買い増し」すべきだと思うな。

先行きは誰にも分からないケド、わたし達は「継続して積立て投資」すればいいのよね。今月で「つみたてNISA」始めて3カ月目で含み損だケド、全然気にならないし、むしろ購入単価下げれて嬉しいかも(笑)
為替
- USD/JPY:107.90 ↓
- EUR/JPY:120.25 ↓
- GBP/JPY:134.53↑
- AUD/JPY:66.54 ↑
- EUR/USD:1.1144 ↑
- GBP/USD:1.2467 ↑
- AUD/USD:0.6166 ↑
⇒ドル全面安
商品
- CRB指数:126.35 (-2.50%)
- WTI原油先物 (NYMEX):21.51 (-4.82%)
- BRENT原油:24.93 (-5.35%)
- GOLD先物(COMEX):1,654.10 (-0.37%)
- LME銅:4,804.00 (-1.05%)
- Bitcoin(\):720,872 (-1.99%)