投資の神様に学ぶ長期投資の本質:「Buffettology」

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投資の神様:Warren Buffett

 

バフェットとバークシャー・ハサウェイ

 

ミッチェル
ミッチェル

投資家なら一度は「バフェット」って名を聞いた事あるよね?バフェットを語らずして長期投資は学べない程、投資の世界における超重要人物なのさ!

テディ
テディ

投資の神様」「オマハの賢人」と呼ばれる彼は億万長者かつ著名投資家として、俺らが見本にすべき賢者とも言える存在だな!

キャリー
キャリー

うん、メディアでよく目にするよね!億万長者ってさ、実際に保有資産はどれくらいなの??

バフェット氏の総資産は約7.3兆円と世界の億万長者第4位にランクインしている。(2020年3月18日時点)

出所:Forbes「WORLD’S BILLIONAIRES LIST」

テディ
テディ

総資産7兆円って確かにとんでもない資産家やケド、彼は慈善家としても有名で、世界の財団に多額の寄付をしてるんだよな。

ミッチェル
ミッチェル

そう、特にビル・ゲイツ氏らが会長を務めるビル&メリンダ・ゲイツ財団」へ、バフェット氏率いる「バークシャー・ハサウェイ」の株式 (BRK.B)を1,000万株寄付すると公約してるんだよ。

 

キャリー
キャリー

1,000万株って(笑) 財団のHP見たらこれまでの寄付額の総額は24.6億ドルだから約2660億円も寄付してるのね!

 

テディ
テディ

ところで、「バークシャー・ハサウェイ」って最近、航空株や銀行株の売却で何かと注目されてるケド、実際にはどんな企業なんやろ??

ミッチェル
ミッチェル

ザックリ言うと、「投資会社」で、保険事業をコアに鉄道、公益、エネルギー、製造や小売りと分散された事業ポートフォリオを擁する「コングロマリット企業」だね。

 

キャリー
キャリー

バフェット氏はCEO兼会長を務める同社を通じて、投資の世界で大成功を収めたって事ね。バークシャー・ハサウェイのリターンは??

長期投資のパフォーマンスにおいて、バフェット氏自身が推奨するS&P500を大きく上回るバークシャー・ハサウェイ

 

テディ
テディ

「あっぱれ」の一言やな。バフェット氏がS&P500のインデックス投資をプロでない投資家へ推奨してるケド、BRK.Bの方が◎(笑)

ミッチェル
ミッチェル

大事なトコだね!つまり、S&P500をアウトパフォームできる自信があるから彼は個別株中心のポートフォリオを組んでいるんだよね!

バークシャー・ハサウェイの保有上位10銘柄は全体の約87%とその大部分を占めている。

出所:cnbc.com「BERKSHIRE HATHAWAY PORTFOLIO TRACKER」

 

キャリー
キャリー

AAPLが約4割って!いわゆる「集中投資」って事ね。

テディ
テディ

Top10だけに絞ってみると、投資セクターも選別してるみたいやな。

保有上位10銘柄は「金融」「情報通信」の2セクターが約8割を占める

 

 

バークシャー・ハサウェイのリターン

 

ミッチェル
ミッチェル

バークシャー・ハサウェイの年次報告書を見ると、これまでの年次リターンが時系列に公表されてるよ!

バークシャー・ハサウェイの年複利成長率はS&P500の約2倍とリターンの差は鮮明。

出所:BERKSHIRE HATHAWAY INC. 「2019 ANNUAL REPORT」

 

テディ
テディ

なるほど、まさに「投資界のレジェンド」って訳やな!そんなバフェット氏の投資スタイルってどんなアプローチなん??

キャリー
キャリー

う~ん、彼は多くの名言を残している事でも有名よね。

 

株式投資の極意は、良い銘柄を見つけて、良いタイミングで買い、良い銘柄である限りそれを持ち続けること。これに尽きる

出所:日本経済新聞「ウォーレン・バフェット氏に学ぶ「株の極意」

 

ミッチェル
ミッチェル

短いケド、とても的を得た一文だよね!彼が言いたいのは、「永久保有に値する優良銘柄を割安な価格で、Buy & Hold」って事だね。

①永久保有に値する優良銘柄
②割安な価格

 

長期投資におけるリターンの源泉

 

良い銘柄:消費者独占型企業⇒Cash Cow

 

ミッチェル
ミッチェル

では、具体的にバフェット氏の銘柄選択について考察してみよう。彼のいう「良い銘柄」って果たしてどんな企業なんだろう?

テディ
テディ

長期投資するんだから、ブランド価値が高くて収益性に優れた企業やろ。バークシャー・ハサウェイの保有上位10位にもある「コカ・コーラ」みたいにさ。

キャリー
キャリー

なるほど、「iPhone」や「iPad」ブランドのAAPLもそうね!

ミッチェル
ミッチェル

二人とも、ご名答!バフェット氏は「良い銘柄」を「消費者独占型企業」と呼んでいて、「競争優位性が高く、潤沢なキャッシュフローを長期的に安定して稼ぐ能力を持つ企業」を指すよ。

テディ
テディ

じゃあ、その「良い銘柄」の銘柄選択の基準はどうなんだ??

ミッチェル
ミッチェル

バフェット氏の息子の元夫人であるメアリー・バフェット氏は著書の中で、彼のの銘柄選択について「8つの基準」を説明してるよ。

消費者独占型:競争優位性が高く、潤沢なキャッシュフローを長期的に安定して稼ぐ能力を擁する「Cash Cow」のような銘柄

出所:メアリー・バフェット、デビッド・クラーク著
「億万長者をめざす バフェットの銘柄選択術」

 

キャリー
キャリー

Cash Cow」って、つまり「ドル箱」みたいにどんどん儲けてくれるブランド企業の事ね。「内部留保利益」っていうのは??

テディ
テディ

企業の稼いだ「税引き後利益」から「配当金」を引いた、自由に使える余裕資金の事だな。つまり、設備投資や自社株買いといった「株主価値の増加」を生み出す源泉って訳やな。

ミッチェル
ミッチェル

そう、実際にバフェット氏は年次報告書で、保有銘柄の「内部留保利益」と「配当金」を公表した上で、その重要性に言及してるよ。

出所:BERKSHIRE HATHAWAY INC. 「2019 ANNUAL REPORT」

 

会計上の利益とそれらの保有株から得られる利益は一致しておらず、保有株の生み出す内部留保利益が、同社の企業価値の成長においてより重要である。

 

キャリー
キャリー

つまり、企業の手元に残る資金が多いほど、新規事業や設備への投資を通して、企業収益を拡大する事で株主価値をUPさせるのね!

 

 

テディ
テディ

なるほど、それが①や④の利益率の増加って訳やな。そして稼ぐ利益が増加するにつれて株主への還元、つまり「配当金」も増加って事か!

ミッチェル
ミッチェル

その通り!解釈の仕方は人それぞれだケド、決算時の株価よりも企業が生み出す収益、「内部留保利益」「配当金」が重要って事ね。

消費者独占型企業の強み
①「内部留保利益」
②「配当金」
⇒①と②を成長させる事で、長期的に株主利益(価値)を増加させる!

 

 

良いタイミング:バリュエーション

 

ミッチェル
ミッチェル

実際にタイミングを計って、良い銘柄を割安に買うのってプロでも至難の業だよね。ただ、長期投資を行う上で、バリュエーションを見る事で、期待できる収益率が分かるんだよ。

 

 

キャリー
キャリー

バリュエーション」っていうと割安・割高といった評価の事よね。

テディ
テディ

代表的な指標としては、「株価収益率 (PER)」が有名だよな。株価が一株当たり利益に対して、どの水準を見るかに役立つんやったな。

ミッチェル
ミッチェル

そう、PERは最もシンプルで分かりやすいよね。ただ、今回見るのは、「株式益回り」で、PERの逆数を指すんだよ。

 

株式益回り(%)=(1株当たり純利益EPS÷株価)×100 = 1/PER

出所:出所:ifinance.ne.jp 「株式益回り

 

テディ
テディ

なるほど、考え方は「配当利回り」と同じで、つまり株価というコストに対してEPSというリターンをいくらGETデキルかって訳やな!

キャリー
キャリー

そっか、利回りが高いと割安、逆に低いと割高って判断するんだね。

ミッチェル
ミッチェル

そう、そして将来的に期待できる収益率、すなわち「実質トータルリターン」と「益回り」は長期的に見ると近似する傾向にあるんだ。

実質トータルリターン (1802~2006)

株式:6.8% (年率)
長期国債:3.5% (年率・複利)
インフレ率:1.4%

出所:ジェレミー・シーゲル著「株式投資」

過去200年において、株式投資は年率6.8%の利回りを記録しているので、長期投資に有利とされる。

 

キャリー
キャリー

つまり、3.5%の米長期国債に対して、3.3%の「プレミアム」を株式に期待できるって事ね!でも、今の長期金利は相当低いケド、株式にはどの程度のリターンが期待できるのかな??

テディ
テディ

ほうほう、それがまさに「株式リスクプレミアム」で、シーゲル教授によると、過去200年間で3.0~3.5%だっだらしいから・・・

株式リスクプレミアム
=株式益回りー長期国債利回り(長期金利)株式益回り=株式リスクプレミアム+長期国債利回り
=3.0%+0.65%=3.65%

*長期投資における益回りは実質トータルリターンに近似するとする
(株式益回り≒実質トータルリターン)

ミッチェル
ミッチェル

ザックリ言うと、3.6%~4.1%くらいの実質トータルリターンに期待できるイメージだね。現在はそもそも超低金利かつインフレ率も低いからその分、期待できるリターンも過去より下がるよね。

テディ
テディ

まとめると、PERが高いほど、益回りが低下(利回り)する一方で、PERが低いほど、将来的に期待できる利回りは上がるって事やな。

キャリー
キャリー

なるほど、だから「良い銘柄」を適正な価格、つまり株式(銘柄)のリスクプレミアムに見合った利回りが期待できる価格で投資するのね!

ミッチェル
ミッチェル

そうだね。最後に、株式指数の益回りを基準に、個別株の投資判断に応用してみようか。↓↓

S&P500:2,955.45 (P=実績PER×実績EPS)
実績PER (株価収益率): 21.19
実績EPS (1株あたり純利益): 139.47

出所:multiple.com「S&P500 PE Ratio

S&P500の益利回り=実績EPS÷株価=139.47÷2,955.45×100≒4.72%

 

テディ
テディ

つまり、指数から将来的に期待できるリターンが4.72% だからそれを上回る益回りなら割安って判断できるんやな。

キャリー
キャリー

なるほど、株式の長期投資をするなら、指標やインデックスを基準に個別株とETFの銘柄を選択するのもアリなんだね。

ミッチェル
ミッチェル

うん、バリュエーションを見る指標は沢山あるケド、PERや益回りを使って、長期投資における銘柄選定の基準にするのも一つだね。

 

長期投資における銘柄選定の応用:益回り

 

ミッチェル
ミッチェル

では、最後にバフェット氏が重要視する「配当金」や長期的に期待できる利回り(益回り)を参考に、僕の投資対象銘柄を見てみよう↓↓

 

長期投資の対象銘柄リスト (2020年4月末時点)

備考:DG⇒連続増配年数、DY⇒予想配当利回り、Earnings Yields⇒益回り

*黄色マーカはミッチェル保有銘柄

 

テディ
テディ

なるほど、配当利回りより益回りが高くなるのは、企業の稼ぐ利益を基に「配当」が支払われ、また「内部留保利益」を新規事業に投資した結果として、将来的に期待できる実質リターンになるって事やな!

キャリー
キャリー

結局、高い配当利回りよりも、その土台となる企業の利益を長期的に成長させる事が重要なのね!8つの基準」にもあったEPSの成長ね!

 

~長期投資家のための投資指標~
・実質トータルリターン≒益回り
・益回り=EPS÷株価=1/PER
・企業の利益 (EPS)=配当金+内部留保利益

 

ミッチェル
ミッチェル

二人ともココまで、お疲れ様でした。伝説の投資家の考えを学ぶだけでも自分の運用にプラスになるし、自分なりに投資基準を持って「分散かつ長期投資を続ける事」が僕らには大切なんだね!

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